宝山寺のご利益について書きます
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お供え物は、魚肉、鳥獣の肉類を除いた外のものは何でもよろしいが、果物の中でも悪臭のあるものまたは酸味のあるものはいけません。
また大根、酒、菓子、ご飯(または洗米)、お茶(または水)、野菜類はつとめて御供養いたします。お供えしたお下がりは必ず家族がお頂きします。そうすることによって、天尊との関係が密接になり、一層福分を得られます。
お花は色花を用い、枯れない内に必ず立て替えること。夏分などは花は枯れなくとも花瓶の水が腐敗しますから、水だけは隔日ぐらいに入れ替えますと、花のもちもよろしくまたそれが一つの奉仕業になりますからぜひ実行して下さい。
自宅に御祀申した御神札は、御本尊様の御分霊ですから、自分の家にお迎え申した親さまとして日々お仕えしなければなりません。どうしても最初は丁寧にお祀りするが次第に粗略になりがちです。
これは注意すべきことで、折角の御祭祀りも心すすまぬままに御供養するようでは、全く労して功なしどころか反って逆の結果になりますから、お祀りになる最初によくよく信心を堅固にして行うべきであります。
総じて神、仏に仕え、供養祈念する場合に供養者の心が不浄、邪悪であるときはその功徳少なく、たとえ供物は立派でなくとも、また量が多くなくとも、供養者に浄信が満ちているならば、得る所の功徳はけだしはかり知れないものがございます。
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参考書籍