エアコンがカビだらけになったらどうする?体験を交えた対策法
エアコンを使っていると、ふと気づくことがあります。それは、「エアコンの中にカビが生えているかも…」。
エアコンがカビだらけになると、部屋中にカビの胞子が飛び散り、健康被害につながる可能性もあります。
この記事では、エアコンがカビだらけになってしまった場合の対処法について、私の経験を交えながらお伝えします。
目次
エアコンがカビだらけだとどうなる?健康への影響
エアコン内部にカビが生えていると、エアコンを使うたびにそのカビが部屋中に飛び散ってしまいます。
このカビが引き起こす問題は、単なる見た目の問題にとどまりません。
1. 感染症やアレルギーのリスク
エアコンのカビが空気中に拡散されると、それを吸い込んだ私たちの健康に悪影響を及ぼします。カビの胞子は呼吸器系に入り込み、咳や鼻水などのアレルギー症状、さらには感染症や肺炎などを引き起こす可能性があります。
2. 部屋の空気が汚れる
カビの臭いや汚れが部屋中に広がると、家全体の空気の質が悪くなります。特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、早めに対処することが重要です。
定期的なエアコン掃除がカビ予防のカギ
エアコンのカビを防ぐためには、定期的な掃除が欠かせません。
エアコンの掃除は難しそうに感じるかもしれませんが、実際には簡単にできる部分もあります。
1. 吹き出し口やフィルターの掃除
自分でできる範囲の掃除として、吹き出し口やフィルターの掃除があります。
フィルターにはホコリがたまりやすいので、1ヶ月に1回ほどシャワーで洗い流すだけでカビの繁殖を防げます。
また、吹き出し口やルーバーも湿気がたまりやすいため、湿気の多い季節にはこまめに拭き取ることをおすすめします。
エアコン内部のカビ掃除はプロに任せるべき
フィルターや吹き出し口の掃除だけでは、内部の奥深くに潜むカビを取り除くことはできません。
エアコンの内部、特にフィンや電装部のカビを自分で除去するのは非常に困難です。
1. エアコン分解洗浄をメーカーに依頼
エアコンがカビだらけになってしまった場合、最も確実な対策は、エアコンメーカーに分解洗浄を依頼することです。メーカーに依頼すれば、エアコンの内部まで徹底的に洗浄してくれます。特に、フィンや奥まった部分のカビもきれいに除去してくれるため、健康リスクを大幅に軽減できます。
2. クリーニング業者の選び方
エアコンの分解洗浄を依頼する場合、エアコンのクリーニング業者にも頼むことができますが、私の経験から言えば、メーカーに依頼する方が安全です。クリーニング業者よりも料金は高めですが、エアコンの構造を熟知したプロフェッショナルに任せることで、故障リスクが少なく、安心して使い続けることができます。
定期的なメンテナンスでエアコンの寿命を延ばす
エアコンがカビだらけにならないようにするためには、定期的なメンテナンスが非常に重要です。自分でできる掃除と、専門業者に依頼する分解洗浄をバランスよく取り入れて、エアコンの寿命を延ばしましょう。
1. 月に1回のフィルター掃除
エアコンのフィルターには多くのホコリやゴミがたまります。これを月に1回掃除するだけでも、カビの発生を大幅に減らすことができます。フィルターを取り外して、シャワーや水で洗い流すだけで十分です。
2. 3年に1回は分解洗浄を
フィルター掃除だけでは防ぎきれない内部のカビや汚れについては、3年に1回を目安にメーカーに分解洗浄を依頼しましょう。エアコン内部のカビが原因で健康被害を引き起こすリスクを減らすためには、プロによる分解洗浄が最も効果的です。
まとめ:カビを防ぎ、安心してエアコンを使うために
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エアコンで頭痛がする原因はカビかも?原因と解決策を徹底解説
エアコンがカビだらけになると、健康被害や部屋の空気質の悪化など、さまざまな問題が発生します。
しかし、定期的な掃除と分解洗浄を実施すれば、カビのリスクを大幅に減らすことができます。
もしエアコンがカビだらけになってしまった場合は、自分でできる掃除だけでは限界があります。
早めにメーカーやプロのクリーニング業者に依頼して、エアコンを徹底的にきれいにしましょう。
そして、清潔なエアコンで快適な生活を送りましょう。