生活保護とうつ病を乗り越えた体験談をシェアします

こんにちは、大福です。

 

今回は、私が生活保護を受けながら、うつ病と向き合い、自己破産を経験した体験についてお話ししたいと思います。

 

人生の中で、まさか自分が生活保護を受ける日が来るとは思ってもみませんでしたが、この経験を通じて、多くのことを学びました。

 

この記事が、同じような境遇にある方々の参考になり、少しでも気持ちが楽になるきっかけになれば幸いです。

正社員時代のストレス診断：生活保護の始まりはここから

私が生活保護を受けることになったきっかけは、実は正社員として働いていた頃にさかのぼります。

 

会社で行われたストレス診断で、私のストレスレベルが非常に高いことが判明しました。

 

産業医との面談を経て、精神内科の受診を勧められ、そこで「うつ病」と診断されました。

 

さらに、発達障害の検査を受けたところ、アスペルガー症候群であることもわかりました。

 

この診断結果を会社に提出すると、しばらく休職するように指示されました。

 

休職中は薬物療法を続けていましたが、なかなか症状は改善せず、最終的に退職することになりました。

無職・無収入：カードローンでの生活を続けるも限界が訪れる

退職後、無収入になった私は、生活費を補うためにカードローンに頼らざるを得ませんでした。

 

しかし、次第に借り入れが増え、ついには上限額に達してしまい、新たな借り入れができなくなりました。

 

この状況に追い込まれた私は、知人に相談したところ、「弁護士に相談してみたらどうか」とアドバイスを受けました。

 

弁護士に相談した結果、「生活保護を受けることを検討した方が良い」と勧められ、生活保護の申請を決意しました。

生活保護申請のために世帯分離を決意：家族と別居し一人暮らしをスタート

生活保護を受けるには、まず持ち家を手放し、家族と別々に暮らす必要があることがわかりました。

 

役所の職員からは「世帯分離をして一人暮らしを始めれば、生活保護を申請できる」と説明され、私は家族と話し合い、持ち家を出ることにしました。

 

次に、賃貸物件を探すためにCMでよく見る大手の賃貸会社に相談しましたが、「無職でうつ病の方には貸せる物件はない」と言われ、断られてしまいました。

 

生活保護の申請が通る前では、どこも相手にしてくれなかったのです。

 

そこで、親戚に相談したところ、地元の小さな不動産屋さんを紹介してもらいました。

 

社長一人で経営している、地元密着型の不動産屋さんで、私の状況を正直に話すと、親身になって相談に乗ってくれました。

親戚の支援と地元不動産屋さんの理解で入居が決定

親戚が連帯保証人となり、前払い家賃や仲介手数料も支払ってくれたおかげで、無事に一人暮らしをスタートすることができました。

 

生活保護に理解のある大家さんの物件を紹介してくれた不動産屋さんと、支援をしてくれた親戚に感謝しています。

 

こうして、私は無職で収入がない状況でも、生活保護を受けながら一人暮らしを始めることができました。

 

生活保護を受けることに対して不安や抵抗感がありましたが、この選択がなければ、今の私はなかったかもしれません。

自己破産の決断と障害年金の申請：経済的な立て直し

一人暮らしを始めてからしばらくして、生活保護を申請し、無事に受給が決まりました。

 

しかし、依然として借金問題は残っており、弁護士と相談した結果、自己破産を決断しました。

 

自己破産の手続きを進める中で、持ち家は競売にかけられ、家族も引っ越しを余儀なくされました。

 

自己破産手続きが完了するまでの間、非常に不安な日々を過ごしましたが、これで借金の問題は一段落しました。

 

また、自己破産の手続き中に障害年金の申請を行い、最終的に審査が通ったことで、生活保護は廃止され、障害年金を受給しながら生活できるようになりました。

生活保護を脱し、障害年金での生活へ：新たな一歩

障害年金の審査が通り、生活保護を脱してからは、精神科での治療を続けながら、少しずつ生活を整える日々を送っています。

 

生活保護を受けていた頃の惨めな気持ちは、今でも忘れることができませんが、あの経験があったからこそ、今の私があります。

 

生活保護は、自分の人生が思い通りにいかないと感じる人にとって、大きな支えとなる制度です。

 

私も最初は受けることに抵抗がありましたが、助けが必要な時に遠慮せずに利用することが大切だと実感しました。

まとめ：生活保護とうつ病を乗り越えて見えた希望

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生活保護を受けながら、うつ病の治療を続け、自己破産を経験するという辛い日々を乗り越えて、今、私は新しい一歩を踏み出しています。

 

生活保護を受けることや、支援を受けることに対して恥ずかしさを感じるかもしれませんが、決して恥じることではありません。

 

大切なのは、今の自分を受け入れ、未来に向けて少しずつでも前進していくことです。

 

この記事を読んでいるあなたも、もし困難な状況に直面しているなら、ぜひ周りの支援を受け入れ、一歩ずつ前に進んでください。

 

この体験が、少しでも皆さんの参考になり、困難を乗り越える力となれば嬉しいです。

 

これからも私の体験をシェアしながら、前向きに生きるためのヒントをお伝えしていきます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。