派遣社員とアルバイトの違いについて体験をまじえて書きます

派遣社員5年以上、アルバイト5年以上、ダブルワークしたことがある私の体験を踏まえて書いていきたいと思います。
派遣社員、アルバイトの違いについて、私なりに書いていきたいと思います。
派遣社員とアルバイトの違いとは
派遣社員は、派遣元があります。派遣元から派遣先に行くと言う感じです。
派遣先が勤務先となります。雇用関係は派遣元と派遣先であるため、自分自身は派遣元から派遣先に派遣されていると言う立場になるので、派遣先で働く期間が派遣元の雇用契約日となります。
アルバイトは、働く会社との直接雇用になります。そのあたりは正社員や契約社員と一緒です。
福利厚生の面で大きな違いがあります
派遣社員は福利厚生が充実しています。健康保険、厚生年金、雇用保険と正社員並みに充実しています。
ただ、通勤手当は出ません。アルバイトは福利厚生はありません。
通勤手当は出るところと出ないところは会社によりけりになります。
安定収入を得たいなら派遣社員です
安定収入を得たいなら派遣社員です。派遣社員の方が時給が高いですし、福利厚生も充実しています。
期間が限定されている意味ではアルバイトの方がいいかも知れませんが、金銭面を考えたら、派遣社員の方がいいでしょう。
働き方の違いとは
働き方の違いは、派遣社員は正社員の右腕みたいな感じの仕事内容が多いです。
アルバイトは正社員の雑用みたいな仕事が多いです。責任の度合いが違います。
派遣社員の方が仕事はちょっと難しいですが、アルバイトの仕事は簡単です。
誰でもできるような内容になっていることが多いです。
収入面の違いとは
派遣社員の方が時給は高いです。
アルバイトは派遣社員と比べると時給は低いです。
収入面に関しては、大きな違いがでてきます。両方共時給制ではありますが、時給単価が派遣社員の方が多い傾向にあります。
待遇の違いとは
待遇は福利厚生の違いでしょうか。
派遣社員は福利厚生として、健康保険、厚生年金、雇用保険はあります。
アルバイトは福利厚生がないことが多いです。
アルバイトは時給を稼いでそれで終わりって感じのことが多いです。
社会保険の加入や福利厚生とは
派遣社員は社会保険の加入が出来て福利厚生があります。
健康保険、厚生年金、雇用保険があります。
アルバイトは社会保険の加入や福利厚生などがない場合が多いです。
スキルアップできる環境とは
派遣社員は派遣元でスキルアップ研修が充実していることが多いです。
派遣元にもよりますが、大手の派遣会社であれば、スキルアップできる研修が無料で受けられます。
一方でアルバイトは直接雇用なので、スキルアップ研修などは直接雇用された会社に寄ります。
直接雇用してくれた会社にスキルアップ研修がなければ、スキルアップできる機会はありません。
派遣社員の特徴とは
派遣社員の特徴は、アルバイトと比べたら時給が高くて福利厚生があることです。
残業手当もあります。雇用契約は派遣元になります。
派遣元から派遣先に派遣されて仕事をすることになります。
派遣先で働いたお金を派遣元を経由してもらえます。
勤務時間、勤務期間については
勤務時間について、アルバイトは、自分で決めれることが多いですが、派遣社員は開始時間が決まっていて、基本的には定時まで働かないといけない契約になっていることが多いです。
勤務期間については、アルバイトは無期限ですが、派遣社員は期限が決まっています。
派遣契約の都度、契約更新になるか、契約打ち切りになるか、わかりません。そのあたりは派遣先によりけりになります。
有給休暇については
派遣社員は有給休暇はあります。
アルバイトも定期的な時間働いていれば、有給休暇はありますが、実態として認めてくれないケースもあります。
派遣社員は一定の時間働くので、有給休暇がある場合が、ほとんどだと思いますが、アルバイトは不定期に働いていたら有給休暇の権利があったりなかったりします。
そのあたりは、自分の働き方と言うか働く日数や時間によりますので、直接雇用の会社と要相談になります。
派遣社員は複数の応募が簡単にできます
派遣社員のメリットみたいなことを書いていきますが、派遣社員は複数の応募が同時にできます。
派遣会社の求人情報があるのですが、応募したい会社があれば、どんどん応募できます。
応募した会社のレスポンスなどは派遣会社が調整してくれますので、遠慮なく応募したい派遣先があれば、どんどん応募しましょう。
派遣社員は情報を提供してもらって応募するかどうか判断できます
派遣社員は派遣先に行く前に、会社情報を提供してもらえます。
会社名、事業内容、時給、派遣先の要望など、細かな情報が取得できます。
そのうえで、応募するかどうか判断できます。
派遣会社のいい所は、応募がどんどん出来て、応募可能な案件があれば、会社情報を事前に提供してくれるところです。
派遣社員は派遣会社のサポートやフォローがあります
派遣社員の特徴として、派遣先で働いている時に、悩みや相談ごとが出てきたら、派遣元担当者に悩みや相談が無料で出来ます。つまり、後ろ盾があると言うことです。
派遣会社からのサポートやフォローによって派遣先で働きやすくしてもらえるケースもあります。
派遣先に言えない悩みや相談ごとがあれば、積極的に派遣元担当者に相談しましょう。
派遣社員の期間制限がきたらどうしたらいい
派遣社員の雇用期間の制限が来たら、直接雇用してもらえるか、すなわち、アルバイトとして雇用してもらえるか、正社員として雇用してもらえるか、考えるタイミングになります。
もしくは、そのまま契約終了して、次の派遣先に行くと言う方法もあります。
派遣社員には期間制限がありますので、派遣先に直接雇用してもらえるか、次の派遣先に行くかは、派遣先判断、自己判断によります。
派遣社員に向いている人はこんな人です
正社員のように、開始時間が決まっており、終了時間まで働ける人。
時給が高くて福利厚生が充実している方がいいと言う人。
派遣元のキャリアアップ研修を受けてキャリアアップを目指していきたい人。
ゆくゆくは、正社員雇用を目指したい人が派遣社員に向いていると思います。
アルバイトに向いている人はこんな人です
福利厚生や高い時給はいらないから、日時自由に働きたい人はアルバイトの方がいいでしょう。
自分に合った働き方を見つけましょう
派遣社員は正社員とアルバイトの間のような感じです。
派遣社員は派遣元から派遣先に働きに行くみたいな感じになります。
アルバイトは無期限ですが、派遣社員と比べて時給は低くて福利厚生は、ほぼないです。
その代わり、日時の制限は自分で自由に決められる傾向にあります。
まとめ
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派遣社員と派遣先の関係について体験したことをまじえて書きます
派遣社員、アルバイト、両方働いたことがある経験から、書けることを書きだしてみました。
私は正社員歴5年以上、正社員面接官5年以上、派遣社員歴5年以上、アルバイト歴5年以上あり、派遣社員とアルバイトの両方のダブルワークも経験してきました。
そういった意味で、自分の知っている情報を書き出してみました。
個人的には派遣社員の方が仕事の難易度はアルバイトより高いですが、スキルアップ、キャリアアップ研修が派遣会社で無料で受けられる会社もあります。
また、派遣社員は福利厚生があります。
期間制限がありますが、派遣社員の方が大企業で働ける機会もあり、非常にいい経験ができます。
アルバイトは大企業より中小企業の方が多い傾向です。スキルアップやキャリアアップ研修など、直接雇用の会社によりけりだと思います。
あまりアルバイトにスキルアップ、キャリアアップ研修をしてくれるところは少ないので、将来的に正社員を目指したいのであれば、アルバイトより派遣社員でスキルアップ、キャリアアップ研修を通して、自分の腕を磨いていった方がいいです。
逆に、福利厚生などの保証はいらないから、自由気ままに人生を送りたい方はアルバイトで充分だと思います。
自分に合った働き方は考え方次第だと思います。