自己破産

自己破産からの再出発―クレジットカード借金と向き合った体験記

クレジットカードはとても便利ですが、その便利さに頼りすぎてしまうと、気づいた時には手に負えない額の借金を抱えてしまうことがあります。

この記事では、筆者が実際に経験したクレジットカードの借金と自己破産、その後の再スタートに至るまでの体験をお伝えします。

 

同じような悩みを抱えている方に少しでも励みとなり、新しい一歩を踏み出すきっかけとなるような内容を目指しています。

クレジットカードの使い過ぎが招いた危機

日々の生活費が借金に… 筆者は、生活費をまかなうためにクレジットカードを多用していました。

 

コンビニで食料やタバコを購入したり、ネットショッピングで書籍や日用品を買ったりと、気軽にカードを使ううちに、知らず知らずのうちに借金が膨らんでいきました。

 

その結果、返済が追いつかなくなり、最終的には自己破産へと至ることになりました。

住宅ローンと仕事のストレス
当時、筆者は正社員として働いていましたが、住宅ローンの支払いも抱えていました。

 

産業医からはストレスが溜まっていると言われ、心療内科を受診するように勧められました。

 

そして、心療内科で「うつ病」と診断され、人生が大きく変わるきっかけとなったのです。

傷病手当金による支援

一時的な救済策

 

うつ病の診断書を会社に提出したところ、傷病手当金が支給され、しばらく休職することができました。

 

この手当金で生活を維持することができましたが、うつ病が改善することはなく、最終的には退職することとなりました。

 

手当が終わり生活費が不足し始めると、再びクレジットカードやカードローンに頼る生活が続きました。

クレジットカード滞納と弁護士への相談

支払いが滞る悪循環

 

カードローンやクレジットカードで生活費を補ううちに、ついには支払いが滞り始めました。

 

借金が返せなくなり、経済的に追い詰められた状態になったとき、知り合いから弁護士に相談するようにアドバイスを受けました。

 

弁護士に相談した結果、自己破産や生活保護の申請を検討することになりました。

生活保護と一人暮らしへの転機

新しいスタートを切るための支援

 

生活保護を受けるためには世帯分離が必要であることを役所から教えてもらい、親戚の協力を得て一人暮らしを始めることができました。

 

連帯保証人になってもらい、賃貸契約の手続きを進めてくれた親戚のおかげで、新しい生活がスタートしました。

持ち家の競売と自己破産の結末
その後、役所からの助言に従い、債務整理のために再び弁護士を訪ねました。

 

弁護士の勧めで自己破産を決断し、持ち家が競売にかけられました。家族は家を失い、筆者自身も経済的なリセットを強いられましたが、これは新しい人生を始めるための必要なステップだったと感じています。

まとめ

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自己破産は終わりではなく新しい始まり

 

自己破産の手続きが完了し、持ち家が競落されると同時に、一つの区切りがつきました。

 

その後、うつ病を理由に障害年金を申請し、受給が認められたことで、生活保護を卒業することができました。

 

現在は、障害年金を受けながら賃貸で生活しています。

 

無気力な日々もありますが、それでも少しずつ新しい目標に向かって前進しています。

クレジットカードの借金に苦しむ方も、自己破産という選択肢を通じて新しい人生を始めることができると信じています。

 

大切なのは、過去の失敗から学び、前を向いて再び歩き出す勇気です。

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 プロフィール

大福

大福

大福です。40代、うつ病と自己破産経験あり。現在無職で独身、未婚。彼女いない歴20年。母と同居しながら、再出発を目指す日々をブログで綴っています。同じような困難を抱える方々に少しでも力になれたらと思います。