アパートを事務所として借りるのは可能なのか体験をまじえて書きます

アパートを事務所として借りるのは可能なのかということですが、私が住んでいた1DKの前の住人は司法書士事務所をしていたということがわかっています。
なぜわかったかというと、ある日、インターホンが鳴りまして、スーツ姿の男性が現れたのですが「ここは〇〇司法書士事務所のままですか?」と言われたことがあります。
私は普通に住居しているだけなので違いますと言ったら、スーツ姿の男性はそそくさと帰って行きました。私は、なんなんだろうと、思って、1DKの住所をそのまま検索エンジンで調べたら、まさしく住んでいる住所そのものが「〇〇司法書士事務所」になっていたことがありました。
私はびっくりしました。だから、スーツ姿の男性も「ここは〇〇司法書士事務所のままですか?」と聞いてきた意味がわかりました。私の住んでいるアパートには他にも有限会社〇〇の会社も存在していたので、事務所利用できるアパートだったのです。
前置きは長くなりましたが、アパートを事務所として借りるのはアパートによって可能ですが、注意しておきたいことだけ書いておきたいと思います。
目次
アパートを事務所として借りる場合、ほかの住人に迷惑にもなる可能性があります
アパートの大部分は、住宅専用の物件として貸し出しされています。事務所利用が可能なアパートもありますが、物件の数として住宅専用のものよりも少ない傾向にあります事務所として利用をするなら、その物件で事務所利用できるかどうか不動産屋さんに確認する必要があります。
事務所利用をすることによって、不特定多数の人が頻繁に出入りする可能性があります。その結果、他の入居者に迷惑になる可能性があるため、住宅専用として貸し出されている物件もあります。
事務所利用が可能かどうかは借りてから大家さんに確認するのではなく、借りる前の段階で不動産屋に確認しましょう。
アパートを事務所として借りる場合、不特定多数の出入りがなければいいのか
不特定多数の出入りがなければいいのかと言えば、一概にそうとは言い切れません。住宅専用の物件として貸し出している場合、法人登記をすることは、ルール違反になる可能性があります。
大家さんにダメ出しを食らってしまったら、アパートを借りた意味がなくなってしまいます。大家さんにダメ出しを食らってしまう前に、不動産屋さんに事務所として借りることは可能なのか確認したうえで、アパートを借りましょう。
アパートを事務所として借りる場合、一階ならいいのでしょうか
一階ならいいのでしょうかということですが、一概にそうとは言い切れません。一階であったとしても、もし、そのアパートが住宅専用の物件として貸し出している場合、法人登記することができません。
大家さんに追い出されてしまう可能性があります。不動産屋さんにアパートを事務所と借りることは可能なのかどうか、借りたい事務所を指定して聞いてみましょう。
もし、一階だったらいいと言われたら、アパートを事務所として借りたらいいでしょう。たしかに一階だけテナントを募集していて、2階以降は住居専用というアパートもあります。それは、不動産屋さんに確認してみないといけません。
アパートを事務所として借りる場合、どのような業態なら住居兼でも可能にしているのでしょう
どのような業態なら住居兼でも可能にしているのでしょう。アパートを事務所として借りる場合、業態によって借りれるかどうかは不動産屋さんに確認しましょう。
ひょっとしたら、業態によって借りれる、借りれないがあるかもしれません。アパートを事務所としてお客さんが来るということは、不特定多数の人が頻繁に出入りする可能性があります。
事務所利用可能であっても、業態によってダメなのか、業態は関係ないのかなど、不動産屋さんを通して大家さんに聞いてもらうしかありません。大家さんがダメだと言われたら借りるのをあきらめましょう。大家さんが承諾したら、アパートを事務所として借りましょう。
アパートを事務所として借りる場合、事務所として利用可能な物件を探す上での注意点とは
事務所として利用可能な物件を探す上での注意点とは、そのアパートが住宅専用か事務所利用可能なのか事前に不動産屋さんを通して大家さんに確認する必要があります。
住宅専用でしたら、アパートを事務所として借りることはできません。その場合はあきらめて他のアパートを探すしかないでしょう。
事務所利用可能なアパートであれば、事務所として借りることはできます。選んだアパートが事務所として借りることが可能なのか、ダメなのかは不動産屋さんを通して大家さんに確認するほかはないです。
アパートを事務所として借りる場合、住居兼事務所ならいいのか
住居兼事務所ならいいのかということですが、アパートを事務所として借りる場合、住宅専用の場合、アパートを事務所として借りるのは難しいと考えます。
住居をしながら事務所として借りるにしても、不特定多数の人が頻繁に出入りする可能性があるのであれば、大家さんからダメだしをされる可能性があります。そもそも住居兼事務所でもいいかどうかは、住居してしまっているなら、アパートの大家さんに確認しましょう。
これから借りる場合は、不動産屋さんに事務所利用可能なアパートを紹介してもらったらいいでしょう。住居兼事務所であっても、大家さんが住宅専用としてアパートを貸しているなら、事務所として借りるのは難しいことになるでしょう。
まとめ
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アパートを事務所として借りるのは可能なのかについて書きました。私の住んでいた1DKのアパートは5階建てで3階部分だったのですが、前の住人が司法書士事務所をしていたということがインターネットの検索エンジンで知ったので、事務所利用可能なアパートなのだと知ることができました。
また、同じ階に有限会社があったので、堂々と事務所利用可能なアパートとして大家さんは貸していたみたいです。ただ、アパートを事務所として借りるのは、アパートの大家さんの考え方によります。業態によるところもあるでしょう。
アパートを事務所として借りたら、少なくとも、不特定多数の人が頻繁に出入りする可能性が出てきます。そうなると、他の住居者に迷惑がかかる可能性が出てきます。もし、選んだアパートが住宅専用であれば、事務所として借りることはできません。
すでに住んでいて、大家さんにアパートを事務所として借りたいと言って、ダメと言われたら、あきらめて他のアパートを探すしかないでしょう。大家さんがダメだと言っているのに、強引にアパートを事務所として借りるのはルール違反として大家さんに追い出される可能性があります。
まだ、アパートを事務所として借りていないのであれば、不動産屋さんに借りてみたいアパートを指定して、アパートを事務所として借りるのは可能なのかどうか、きちんと確認したうえで借りる方がいいでしょう。