毒親育ちが友達を作れなかった理由と、今気づいたこと
友達ができないのは毒親育ちだから?私の経験を振り返って
私が友達を作るのが難しかった理由について、いろいろと振り返ってみました。
幼少期からの家庭環境、特に毒親に育てられた影響が大きかったのではないかと感じています。
この記事では、私が40年以上生きてきた中で、友達ができなかった理由やその背景を考え、同じような悩みを抱える方々に少しでも役立つ情報を提供できたらと思います。
目次
1. 母親の支配が生んだ孤立感
子供の頃、両親が離婚したことが大きなターニングポイントでした。
父親は浮気相手と再婚するために家を出ていき、母と二人だけの生活が始まりました。
それまでは明るかった家庭の空気が一気に暗くなり、母の厳しい管理と過干渉が始まりました。
小学生時代までは誰にでも気軽に声をかけ、友達と遊ぶことができていましたが、両親の離婚後、自分から友達に声をかけることが難しくなりました。
いつの間にか、自分から積極的に友達を作るのではなく、相手から声をかけてもらうのを待つ自分になっていたのです。
2. 自信の喪失と劣等感
多くの人が友達を作るとき、自然と自分から声をかけて輪を広げていくものだと思います。
しかし、私はその自信を失ってしまいました。
自分が「普通」ではないという感覚が強くなり、両親の離婚もその一因でした。
周りの家庭と比べ、自分の家は父親がいないことで何かが欠けていると思い込むようになりました。
特に毒親である母親の影響で、自己評価が低くなり、「自分には何か足りない」という感覚が常に付きまとっていました。
父親がいないことはもちろん、母親からの厳しい言葉が自己肯定感を大きく損なわせ、友達を作ることができない自分を責めるようになっていたのです。
3. 毒親に育てられた子供の思い込み
毒親に育てられた子供は、しばしば「自分が悪い」と思い込むことがあります。
私もその一人でした。
両親の離婚は彼らの問題であったにもかかわらず、当時の私は「自分がもっと何かできていれば、父親は出ていかなかったのではないか?」と感じていました。
このような自己否定的な思考は、自己評価をさらに低下させ、友達作りにも影響を及ぼしました。
実際、両親が離婚した後、父親が出て行く姿を見送った瞬間のことは今でも鮮明に覚えています。
「何かを失ってしまった」と感じ、それ以降、自分には友達を作る価値がないのではないかという思い込みが強まりました。
4. 毒親による支配と友達との距離感
毒親の影響は、友達との関係にも大きく影響を与えます。
私の場合、母親の過干渉がエスカレートし、自由な人間関係を築くことが難しくなっていきました。
特に、母親が私の銀行口座を管理し、月に5000円しか手元に残さないようにするなど、経済的にも精神的にも支配されていました。
このような過干渉は、私の自立心を奪い、友達を作ることも難しくしていました。
友達と外出することや遊びに誘うことすら難しくなり、気づけば孤立していました。
5. 友達を作るために必要なものとは?
友達を作る上で一番大切なのは、自信を持つことと、自分自身の価値をしっかり理解することです。
毒親に育てられると、自分の価値を低く見積もってしまいがちですが、それは決して正しいことではありません。
私も今になって、ようやく少しずつ自分の価値を認めることができるようになってきました。
大切なのは、どんな過去があっても、自分は価値のある存在だということを信じることです。
そして、過去の出来事を受け入れつつ、前向きな姿勢で生き直すことができるのです。
まとめ:過去は変えられないけど、未来は変えられる
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友達がいない原因として、毒親の影響は大きいかもしれません。
しかし、それを乗り越えて前に進むことは十分可能です。私もまだ完全に克服できたわけではありませんが、少しずつ自分の価値を見直し、友達との新しい関係を築いていくために努力しています。
読者の皆さんも、自分の経験を否定せず、前向きに生きていく力を見つけてください。
このブログでは、私の体験を通じて、同じように苦しむ方々に少しでも元気や希望を与えられるような情報を発信していきます。
未来は必ず変えられます。
自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。