無職の時の賃貸の預貯金の審査を体験をまじえて書きます
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私には1000万円以上の借金がありました。住宅ローン、カードローン、税金を滞納していました。無職、うつ病、生活保護を受けていない状態でした。
知り合いに相談したら弁護士に相談するように言われました。弁護士に相談すると生活保護を検討するように言われました。役所に相談すると世帯分離して一人暮らしをしたら、生活保護を申請できると言われました。このような状態でも、審査に通り、無事に一人暮らしができました。その経緯を含めて書きたいと思います。
目次
入居審査は通るのか? 無職でも賃貸物件を借りる方法とは
まず、CMとか広告などを出している賃貸店は相手にしてくれませんでした。
うつ病と言った時点で断られました。しかも、借金していて、無職、生活保護を受けていない、どうしようもありませんと窓口で断られました。
次、来るときは、せめて生活保護を受けている状態の時に来てくださいと言われて、追い出されました。
そのことを親戚に相談すると、有名ではない地元密着している小さな不動産屋さん屋さんを紹介されました。
そこに、正直に事情を話ました。うつ病で、無職で、生活保護を受けていないのですが、生活保護を受けようと思っていることを伝えました。借金があり、自己破産しようと思っていることを正直に言いました。
無職、うつ病なのに賃貸物件を借りた方法
無職、うつ病、生活保護を受けていない状態でしたが、生活保護に理解のある大家さんがいることを教えてくれました。
そして、早速、連絡を取ってくれて、大家さんは快諾してくれたそうです。
物件を選ぶことはできませんでしたが、とりあえず、一人暮らしするための1DKを借りることができました。
預貯金審査をしてもらった
預貯金は0円、むしろ借金ありますと伝えました。いくらあるのか聞かれ、約1000万円の借金がありますと言いました。
住宅ローン、カードローン、税金も滞納していることを伝えました。預貯金の審査どころか、借金の明細暴露しただけです。
年金暮らしの親戚を連帯保証人に立てた
年金暮らしの親戚が連帯保証人になってくれました。
生活保護を受けれたら大丈夫だろうと言われました。
まだ、生活保護が受かっていないのに、大家さんも親戚も無謀な賭けだったと思います。
もし、生活保護の審査が通らなかったら、お金の支払いようがありませんから、正直この時の心境はドキドキしました。
家賃保証会社を利用しなかった
不動産屋さんの提案で家賃保証会社を利用しませんでした。
連帯保証人1人いたら十分でしょうと言われました。
また、私の状況をすべて考慮したうえでの不動産屋さんの判断なので、これでよかったのでしょう。
転居理由を正直に伝えた
転居理由を正直に言いました。借金をしてしまい、知り合いに相談したら弁護士に相談する様に言われたこと。
弁護士に相談したら生活保護を検討するように言われたこと。
役所に相談したら世帯分離して一人暮らしをしたら、生活保護の申請ができるということを伝えました。
不動産屋さんは、過去に生活保護を受けていない状態の人を大家さんに紹介したこともあったそうで、生活保護に申請したら大丈夫でしょうと言われました。
家賃を前払いした
賃貸の前払いをしました。
私は無一文なので、親戚が1ヵ月分の家賃の前払いと仲介手数料を支払ってくれました。
母親も無一文だったので、親戚の助けがなかったら、何も支払うことができない状態でした。
無職でも借りやすい賃貸物件とは
不動産屋さん、大家さん次第だと感じました。テレビCMや広告を出している不動産屋さんには、速攻で断られたのに、小さな不動産屋さん、その不動産屋さんと提携している大家さんの理解があって借りれたと感じます。
ですから、借りやすい賃貸物件と言うのは、そもそも不動産屋さん、大家さん次第だと感じました。
敷金礼金の金額
敷金ゼロ円でしたが、礼金5万円の物件でした。礼金は分割で無理のない範囲で支払ってくれたらいいからと言われました。
私としては、とりあえず一人暮らしできる状態にしたかったので、大家さんの契約条件を受け入れました。
生活保護ではない状態で審査承認されました
生活保護を申請する前の状態で、審査承認されました。
決め手は、親戚の連帯保証人、親戚が支払ってくれた1ヵ月分の家賃と仲介手数料が大きいと思います。
翌日には、適当な荷物を持って、一人暮らしのアパートに引っ越ししました。
1DKなので、キッチンとは別に部屋が一つあるので、私からしたら十分な部屋でした。
賃貸契約を結んでくれる業者を親戚が紹介してくれました
もし、親戚に相談しなかったら、賃貸契約してくれる不動産屋さんを見つけることはできなかったと思います。
すごく小さい不動産屋さんで目立たない場所にあって、不動産屋さんと言うより不動産屋さん社長の住み家みたいな感じになっていました。
よくこんな状態で不動産屋さんを名乗っているな・・・と思うほどおんぼろな不動産屋さんでした。
連帯保証人ありの賃貸契約の場合
親戚は年金暮らしで十分な金額をもらっている状態だったので、不動産屋さんの目視だけで審査承認されました。
連帯保証人に普通の収入があれば、普通に通過するのだなと思いました。
また、小さな不動産屋さんだから、社長の融通次第で行けたのだと思います。
CMとか広告を出している不動産屋さんだったら、こんな簡単な賃貸契約ではないでしょう。
入居後、家賃を滞納等してしまった場合、家賃の督促をされたことがありました
一人暮らしをして数ヵ月後、大家さんの奥さんから電話がかかってきました。
家賃を滞納していますよ!
と。家賃は翌月分を前払いする方針なので、それを見過ごしていました。
翌日、翌月分の家賃を支払うと、それ以降大家さんの奥さんから電話はきませんでした。
特に親戚にも話はしていないと思います。親戚は何も知らない様子だったので。
まとめ
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無職ですが賃貸の契約をした体験を交えて書きます
無職、うつ病、借金滞納、税金滞納、預貯金無しの私が賃貸契約できた方法を紹介しました。
決め手は、十分な資金力があった連帯保証人が親戚だと言うこと。
1ヵ月分の家賃の前払い、仲介手数料の現金支払いにより、即決でした。
また、不動産屋さんは小さな会社で社長一人の会社でした。大家さんも生活保護に理解のある方でした。
その後、一人暮らしをしてから、役所に行って生活保護の申請をしました。
数週間後に通りまして、翌月には、生活保護費が支払われるようになりました。
その後、弁護士に相談して自己破産しました。自己破産して持ち家が競売になりました。
競売になったので、母親は持ち家から出ていきました。
翌年、競売物件である持ち家は競落になり、自己破産は終了しました。
その後、障害年金の審査をかけたら通過しました。
障害年金を受け取ることになってから、生活保護は廃止になりました。
うつ病の治療のため、精神内科に通院しながら障害年金を受給しながら生きている状況です。
私のようなどうしようもない人間でも賃貸契約できる方法がありますので、あきらめずに、理解してくれる不動産屋さん、理解してくれる大家さんを探すことをオススメします。