毒親

毒親との同居40年を乗り越えて—再出発のために学んだこと

毒親の影響を受けた人生から、どう立ち直るか?回復のヒントを共有します。

はじめに

毒親と同居して40年。自分自身を取り戻し、再出発を考えるための長い時間でした。

 

毒親には、自分が「毒親」だという自覚がありません。

 

むしろ、自分が正しいと思い込んでいます。

 

それでも私は、この体験を通じて多くのことを学び、少しずつ前を向く力を得てきました。

 

このブログでは、私がどうやって立ち直ろうとしたか、同じような状況にある方に少しでも役立つ情報を提供していきます。

毒親に自覚がないことが、なぜ問題なのか

毒親は、自分の言動が子どもにどれだけ影響を与えているかを理解していません。

 

たとえば、

こんな日常的な会話:

 

「早くお風呂に入りなさい」
「ゆっくり食べなさい」
「早く洗濯物を出して」

これらの言葉は一見すると普通に見えるかもしれません。

 

しかし、これを成人した子どもにまで言い続けるのはどうでしょう?

 

私は40代ですが、いまだにこのようなことを母から言われ続けています。

 

子ども扱いされることに、息苦しさや自己価値の低下を感じてしまいます。

40代でも感じる、毒親の影響—子ども扱いが続く理由

20代の頃、私は母に「もう放っておいて」と何度も言いましたが、母はその言葉を聞くことができませんでした。

 

母の目には、私はずっと「子ども」として映っているのです。

 

これは毒親の典型的な特徴で、自分の視点からしか物事を見られないのです。

お金を巡る問題—子どもに依存する毒親

「お金を貸して、必ず返すから」という言葉も、毒親に特徴的な行動です。

 

私は何度もお金を貸しましたが、返ってきたことはほとんどありません。

 

そのたびに母親は「あなたを育てるのにお金がかかった」と逆ギレします。

 

このような状況に疲れ果て、私はもう母にお金を貸さないと決めました。

 

自立しているはずの親が、子どもに経済的に依存しているのは問題です。

毒親との共存は可能か?—第三者の力が必要

毒親に「自分は毒親だ」と自覚させるのは、非常に難しいです。

 

専門的なカウンセリングや第三者の介入がなければ、変わることは期待できません。

 

私自身も、母に何度も言葉をかけましたが、効果はありませんでした。

 

人は、そう簡単に自分の行動を見直すことができないのです。

解決策は「距離を置く」こと

毒親から逃げられないと感じるかもしれませんが、最終的に重要なのは「自分を守ること」です。

 

もし同居しているなら、物理的な距離を置くことが有効です。

 

私もそうでした。

 

母と離れることで、自分の心のスペースを作ることができました。

 

毒親と一緒にいることで、気づかないうちに自分も「毒されてしまう」可能性があるのです。

毒親の問題を超えて、自分の人生を取り戻す

毒親の影響から抜け出すのは容易ではありませんが、決して不可能ではありません。

 

大切なのは、まず「自分が大切にされるべき存在だ」と認識すること。

 

そして、そのために行動を起こすことです。私は、少しずつでも自分のペースで前に進んでいます。

 

同じような状況にある方に、この経験が少しでも役立てば幸いです。

結論

毒親との同居経験は辛いものでしたが、その経験を活かして、私は再出発に向けて動き始めました。

 

毒親との共存は困難ですが、距離を置くことで自分を守ることができるのです。

 

このブログを通じて、同じような状況にいる方々が少しでも元気になれるよう、そして、前に進む力を得られるような情報を発信していきます。

 

私たちは一人ではありません。

 

ともに歩み出しましょう。

まとめ

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この記事では、毒親との同居による苦しみと、その対処法についてお話ししました。

 

ポイントは、毒親に自覚させるのではなく、まず自分を守る行動をとることです。

 

これを読んで、少しでも自分の未来に希望を持てるようになったなら、私の経験が意味を持つと感じています。

この記事を書いた人

大福
大福

大福です。40代、うつ病と自己破産経験あり。現在無職で独身、未婚。彼女いない歴20年。母と同居しながら、再出発を目指す日々をブログで綴っています。同じような困難を抱える方々に少しでも力になれたらと思います。

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